誰かの営みに触れた、小さな旅 三重県津市 『しとろにえ』
誰かの営みに触れた、小さな旅
久しぶりのカフェ日記です。
仕事が休みになると、お出かけ欲が湧いてくる主人。
今日もスマホで見つけた美味しいごはん屋さんへ行こうと誘われ、息子も一緒にドライブへ。
自宅から1時間ほどの小さな旅です。
向かった先は、三重県津市にある喫茶&食事の店

きれいなイエローの壁にグリーンの屋根。
レモンの木をイメージした建物だそうです。
店内に入ると、やわらかな声で迎えていただき、
アットホームな空気に包まれました。
常連さんも多いのでしょうか。
店主さんや奥様、スタッフの方と楽しそうに会話をされているお客様の姿。
その光景に、この場所が長く愛されている理由を感じました。
メニューは海鮮を中心とした和食。
私は海鮮丼を。
主人はお刺身と煮魚のセット。
息子はエビフライと唐揚げのセットを注文。
運ばれてきた海鮮丼は、
浅めの丼に新鮮なお刺身が美しく並び、キラキラと輝いていました。
主人は大好きなお刺身に大満足。


そして息子はきっと、
「海鮮丼にすればよかった」と思っていたはず(笑)。
そっとお刺身を分けてあげると、嬉しそうな顔。
そんな何気ないやり取りが、いちばん幸せだったりします。
途中から現れた柴犬が、ご主人の後をよちよちとついて歩く姿も愛らしく、
このお店の温度を感じるひとときでした。
帰り際、「とてもおいしかったです」と伝えると、
ご主人が嬉しそうに微笑んでくださって。
その表情が、今日一日の締めくくりのようでした。
次は煮魚をいただいてみたいな、と思いながらお店を後に。
こうして、
誰かが丁寧に営んでいる場所に触れるたびに思います。
派手じゃなくていい。
声を張らなくてもいい。
ただ、そこにいる人が
心地よくいられる空間や時間。
私が作りたい服も、
そんな存在でありたいな、と。
着る人が主役になれるように。
その人の一日が、少しやわらぐように。
小さな旅の帰り道、
そんなことを考えながら、また明日からの制作へ。
小さな旅のなかで、
誰かが丁寧に続けている営みに触れ、
私もまた、自分の営みへと戻っていく。